当院の矯正歯科

歯並びや噛み合わせが悪いと、歯をよく磨けず虫歯や歯周病になったり、食べ物がしっかり噛めないため胃腸に負担がかかったりすることがあります。
また、そのままにしておくと顎関節症や片頭痛、肩こり、腰痛など身体への影響を招くことも少なくありません。
矯正歯科ではこのような症状や審美的な問題に対し、主に矯正装置を用いて人工的に正しい位置まで動かし、歯並びを整え、正常な噛み合わせになるよう治療を行います。
また、お子さまの矯正においては、小学校に上がる頃の「乳歯から永久歯に生え変わる時期」に始めると、矯正治療に必要な歯のスペースを永久歯が生え揃う前に確保することができ、顎の成長をある程度コントロールしながら矯正を行うことができます。
当院では成人の矯正とお子さまの矯正の両方に対応しております。
精密検査をしっかりと行い、適切な治療方法と治療計画をご提案しますので、歯並びや噛み合わせでお悩みの方はどうぞお気軽にご相談ください。
歯並びのお悩み
このようなお悩みがあればお気軽にご相談ください。
- 歯並びがでこぼこしている
- 受け口が気になる
- 出っ歯で悩んでいる
- 噛み合わせが深い
- 前歯が閉じられない
- すきっ歯になっている
矯正無料相談を行っています
ほほえみ歯科では矯正の不安やお悩みにお応えするため、矯正無料相談を随時行っております。
矯正治療で気になることを、わかりやすく丁寧に説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
矯正無料相談にはお電話での事前予約が必要となりますので、診療時間内にお電話( 052-715-4181 )にてご連絡ください。
主な矯正治療法
ワイヤー矯正

ブラケットとワイヤーを用いる標準的な矯正方法です。
歯の表面にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通して特定の方向に引っ張り、少しずつ歯を正しい位置に動かしていきます。
以前は頬側に取り付けるケースが多かったのですが、最近では舌側に付ける治療も増えています。
ブラケットの材質は金属のほか、審美性にこだわった透明に近いプラスチックやセラミックが用いられることもあります。
マウスピース矯正

歯列に透明なマウスピースを覆いかぶせ、少しずつ歯の位置を動かしていく矯正方法です。
まず歯型をとり、これを基にして形状を補正したマウスピースを装着します。
歯並びがその形状に矯正されたら、再度形状を補正したマウスピースを装着します。
これを繰り返して、最終的に理想とする歯並びに整えます。
床矯正

床矯正は顎を広げて歯が並べるスペースを作る治療法です。
取り外しが出来る床矯正装置を使用して顎を広げ、デコボコした歯並びを矯正していきます。
抜歯を行わないで済むことも多く、矯正治療の選択肢の一つとされています。
部分矯正(MTM/Minor Tooth Movement)

部分矯正とは、歯並び全体ではなく動かす歯を1本~数本に限って行う、部分的な矯正治療です。
前歯に隙間があってその部分だけを矯正するといったケースで行われます。
インプラント矯正

インプラントの技術を活かして歯並びを整えていく矯正治療です。
矯正専用に開発されたインプラントを顎の骨に埋め込み、このインプラントを支点にすることにより、動かしたい歯を引っ張っていきます。
歯がスムーズに動いてくれるため治療期間を大幅に短縮でき、また抜歯を最小限に抑えることができます。
矯正治療の流れ
1. 歯科矯正相談

患者様のお悩みを伺い、矯正治療の詳しい内容について、わかりやすく丁寧にお話させていただきます。
ご不明な点や不安に思われる点があれば、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
2. 事前検査を行い、治療計画などをご説明します

当院では「セファログラム」(頭部X線規格写真)を活用し、顔面や口腔内のレントゲン写真を撮影します。
セファログラムは一定の規格に基づいて撮影を行うため、治療前と治療後の比較や、お子さまの経年的な成長の過程が確認できます。
また、上下の顎の大きさやそのズレ、顎や唇の形態、歯の傾斜、口元のバランスなどを正確に測定することが可能です。
こういった各種検査の結果を踏まえ、患者様にとって適切な治療方法や治療計画をご説明します。
3. 矯正治療を始めます

理想とする歯並びとなるよう歯牙の位置を矯正していきます。
お子さまの場合、子どもの歯が残っているかどうかで、治療の開始時期などが異なってきます。
まだ永久歯が生えてきていないお子さまの場合は、本格的な矯正治療は行わず、口腔内の変化を見守る場合があります。
永久歯が生え始め、乳歯と永久歯が混在している場合は、第一期の歯科矯正治療を開始します。
大規模な矯正は行いませんが、上下のあごのバランスを整えたり、不正な位置にある歯を部分的に動かし、これから生えてくる永久歯の歯並びを予測し、きちんと噛み合うようにしていきます。
4. 保定装置を装着します

矯正装置を用いて各々の歯の位置を治した直後は、まだ歯を支える歯槽骨などの状態が十分に変化しておらず、元の位置に戻ってしまうことがよくあります。
そこで、歯牙の位置を矯正し終わってから2年程度は歯の戻りを防ぐため、保定装置を装着します。
5. 治療完了

定期的に歯の状態を観察し、理想とする歯並びの安定を確認し、治療は完了となります。
矯正の治療例
小児矯正(ツインブロック)
-
(Before)
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(After)
- 初診時年齢
- 9歳
- 治療内容
- 下顎を前方に移動して、噛み合わせを確立させました。
- 治療期間
- 約2年
- 治療費概算
- 236,280円(税込)
下顎前突症例(インプラント矯正)
-
(Before)
-
(After)
- 初診時年齢
- 58歳
- 治療内容
- 右下にインプラントを1本、上の前歯にセラミックブリッジを装着しました。
- 治療期間
- 約2年10ヶ月
- 治療費概算
- 3,242,624円(税込)
叢生症例(ガタガタな歯並びの矯正治療)
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(Before)
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(After)
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(Before)
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(After)
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(Before)
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(After)
- 初診時年齢
- 23歳
- 治療内容
- 上下の第一小臼歯を抜歯し、柔らかいワイヤーから徐々に太いワイヤーでガタガタな歯をまっすぐにしました。
- 治療期間
- 約2年6ヶ月
- 治療費概算
- 890,010円(税込)
開咬症例(噛み合わせが悪い歯並びの矯正治療)
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(Before)
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(After)
- 初診時年齢
- 32歳
- 治療内容
- 柔らかいワイヤーから徐々に太いワイヤーで噛み合わせの悪い歯並びを改善しました。
- 治療期間
- 約1年8ヶ月
- 治療費概算
- 1,096,260円(税込)
矯正治療の費用
診断 | 44,000円 | |
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治療 | 部分矯正 | 330,000円 |
唇側矯正(表) ※1回調整料 |
880,000円 ※4,400円 |
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舌側矯正(裏) ※1回調整料 |
1,320,000円 ※5,500円 |
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マウスピース矯正(インビザライン) ※1回調整料 |
935,000円 ※4,400円 |
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矯正用インプラント | 1本 33,000円 | |
矯正をするための抜歯 | 1本 5,500円 |
診断 | 33,000円 | |
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治療 | ムーシールド(受け口治療) | 55,000円~ |
矯正Ⅰ期治療(両顎) ※1回調整料 |
275,000円~ ※3,300円 |
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矯正Ⅱ期治療(両顎) ※1回調整料 |
385,000円~ ※3,300円 |
主なリスク・副作用
矯正治療中、または矯正治療後に歯根吸収、歯肉退縮、骨癒着、断髄などが起こることがあります。
また、叢生が強い場合、歯茎部にブラックトライアングルと呼ばれる隙間が生じる場合があります。
※歯根吸収:根の先が丸くなり根が短くなる現象です。原因は強い力、皮質骨に根の先があたる、体質など言われていますが、はっきりと解明はされていません。
※歯肉退縮:骨幅が薄いと起こる可能性が高く、過度な歯の根元のブラッシングによりリスクが高まります。
※断髄:神経が死んでしまう現象、永久歯が完全埋伏しておりその歯を引っ張った時に起きることがあります。