歯科治療と骨粗鬆症との関係

こんにちは!

年も明け2ヶ月が過ぎようとしてますね。皆様は体調にお変わり等ありませんか?今年は2月なのに暑い日があったりと、私は身体が全然ついていけていません(*T^T)

さて今日は、タイトルにあげたように骨粗鬆症についてお話していきます。

日本では高齢化が進み、65歳以上の高齢者が人口の約3人に1人という超高齢化社会になってます。

この高齢化に伴い増加している病気の1つに骨粗鬆症があげられるのです。 因みに骨粗鬆症とは、骨の代謝バランスが崩れてしまい、新しい骨をつくるよりも壊してしまう状態が上回ることによって、骨全体がスカスカでもろくなってしまう病気のことを言います。

大体の場合は、内服薬や注射薬での治療がされていますが、一体歯科治療とどの様に関係してくるのかをお伝え出来ればと思います。

骨粗鬆症の治療を受けている方に、とても低い確率ではありますが「顎骨壊死」(顎の骨が失くなってしまう病気)を発症することがあるのです。 これにより歯科では骨から歯を抜く「抜歯治療」を行わないようにとされてきました。やむを得ず抜歯治療が必要な場合でも、リスクを減らすために内服薬の場合は2~3ヶ月・注射薬の場合は半年の休薬後に抜歯することになります。 簡単に休薬と言っても、休んでいる間に骨粗鬆症の悪化による骨折等のリスクは高まってしまいます。

そこで、骨粗鬆症の治療を受けている方や、これから薬を使う予定のある方は、歯科医にも必ずお知らせ下さい。薬を始める前であれば休薬することなく抜歯することが可能になります。

上記の説明をしましたが、まずお口の健康を健やかに保つため日頃から歯科を身近に利用して下さいね。定期検診はとても大切になります。少しでも気になることがあればお気軽にご相談下さい。

ほほえみ歯科ではスタッフ一同お待ちしております。

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